新刊
アゴタ・クリストフ/文盲
…お問い合わせのときに「『アルバートアイラー』の赤本もありますか?」あらまあ!きたなーと感慨にふける。
目黒孝二/新・中年授業
市川実和子・東野翠れん・eri/縷縷日記
…眺めておわりな感も…。
西原理恵子・高須克弥/ブスの壁
…タイトル使えるのはアドバンテージ高いです
小倉千加子・中村うさぎ/幸福論
…オグチカ新刊。やっぱ濃くて死を意識した感覚に襲われる人
すてきなあなたに 5/暮らしの手帖社
…すてき
ノーマ・フィールド/へんな子じゃないですもん
藤田知浩編/外地探偵小説集 上海編
穂村弘/にょっ記
…ほむほむはかわいい
宮本常一/日本人を考える
…最近の河出書房はそうとうツボ!
そうとう手抜きをしてしまってますが、今月は新刊多いです。
文芸書ちょっとうわむいてきたかなーという感じです。
送別会
アルバイトの子の送別会。
二次会までなだれ込み、オールかも?の心配をしながらすんででお開き。
月曜日だしね。
もりもり たくさん
古井由吉『詩への小路』を読んでいる。
金井美恵子『愛の生活 森のメリュジーヌ』購入。
- 作者: 金井美恵子,芳川泰久
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1997/08/08
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 13回
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茨木のり子さんが逝去。しつこく平積みを繰り返していた(新刊本屋なのでどうしても置かなければならない本に平台を渡してしまうときはひっこめる)『おんなのことば』はいつ読み返してもはっとする。男の人は読んじゃダメ。女に嫉妬するから。女は自分にお灸をすえる時に読むべき本。
買っていかれるのはやはり年配の女性が多い。
☆…☆先週の新刊☆…☆
絲山秋子「沖で待つ」
関川夏央「おじさんはなぜ時代小説が好きか」
中原昌也「名もなき孤児たちの墓」
山本幸久「男は敵、女はもっと敵」
アゴタ・クリストフ「文盲」
永江朗 監修「あたらしい教科書シリーズ 本」
ゼナ・ヘンダースン「ページをめくれば」(奇想コレクション)
柴田元幸「翻訳教室」
松浦寿輝「方法叙説」
あさのあつこ「弥勒の月」
有川浩・三羽省吾・日向蓬・桜庭一樹・森見登美彦・角田光代「Sweet Blue Age」
C ・ギンズブルク「ピエロ・デ・ラ・フランチェスカの謎」新装版
橋本紡「流れ星が消えないうちに」
平山瑞穂「忘れないと誓ったぼくがいた」
シコ・ブアルキ「ブタペスト」
せきしろ「去年ルノアールで」
森絵都「屋久島ジュウソウ」
松田哲夫「本に恋して」
佐藤良明「ビートルズとは何だったのか」
小沼純一「バッハ『ゴルドベルグ変奏曲』世界・音楽・メディア」
宮崎誉子「少女@ロボット」
夏目房之介「孫が読む漱石」
久住昌之・谷口ジロー「孤独のグルメ」
角田光代「恋をしよう、夢をみよう、旅にでよう」
向井透史「早稲田古本屋日録」
このような感じでした。
終電にて
『八本足の蝶』(ポプラ社)より
二〇〇一年六月二六日(火)
きみは本をつきつける。「この本、もうあと読みたくないよ。博士はきっと最後に死んでしまうんだもん」
「わたしを失いたくないか?泣かせるね」
「最後に死ぬんでしょう、ねえ?あなたは火の中で焼け死んで、ランサム船長はタラーを残して行ってしまうんだ」
デス博士は微笑する。「だけど、また本を最初から読みはじめれば、みんな帰ってくるんだよ。ゴロも、獣人も」
「ほんと?」
「ほんとうだとも」彼は立ちあがり、きみの髪をもみくしゃにする。「きみだってそうなんだ、タッキー。まだ小さいから理解できないかもしれないが、きみだって同じなんだよ」
(ジーン・ウルフ「デス博士の島その他の物語」『20世紀SF④1970年代 接続された女』伊藤典夫 河出文庫)
私を読んでいるあなた、
私はかつて私を創造しつづけるあなたを憎んでいました。
でも、あなたは創造者ではなかったのかもしれない。
一人の読者でしかなかったのかもしれない。
私を読んでいるあなた。
私が時折あなたに合図を送っていることに気がついていますか?
くっきりしたBBBの文字が目についても、あなたはどうしようもないのでしょう。
読まれている私のように、読んでいるあなたもなすすべがないのでしょう。
この本を読み始めたら眠れなくなりました。
ばななさん
3月の新刊のゲラ読み終了。期待大☆!
『みずうみ』に続いての長編。
がけ書房に興味シンシン
〔雑記〕
先月末からテスト販売をしている『ヒストリアン』が好評です。
『女教皇ヨハンナ』なんかも上下巻になっているから読者にも免疫?ができているのかしら…。関連書を集めてミニフェアをしようとしている矢先に…なんと品切れ。
うれしい誤算かな。
ごめんなさい。
1巻がうりきれてしまいました。
公式発売日の24日までしばしお待ちを。。
今日はいしいしんじさんの新刊『雪屋のロッスさん』(メディアファクトリー)のコーナーを作りました☆表題作の雪屋をしているロッスさんをはじめ、いろいろなカタチではたらく人たちをスケッチした短編集です。
装丁が淡いふわりとしたとてもいい感じなのでコーナーの台の布に白いビロード素材のものをぐるぐるっと巻いてできあがり。
〔雑記・2〕
岡崎武志さんがやってきた☆!
- 作者: 岡崎武志
- 出版社/メーカー: 工作舎
- 発売日: 2006/02/01
- メディア: 単行本
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そそそんなー。大変うれしく恐縮してしまうお話で…こういう場合どうしたらよいのかしら??とハタと悩む。売り場はあまりに雑然としているし、なんだかゆるりとできるスペースでおむかえしたいなあというのがこちらの気持ち。
8階のコミュニティーカレッジ内の喫茶室に移動。
目がぼやけてきたのでつづきは明日…ゴメンナサイ。