〔お仕事〕


今日は集英社のPR誌に掲載されていた若桑みどりさんの受賞エッセイを
売り場用のパネルに起こそうとワードで打ち直しをした。
当然のことながら非常に洗練されすっきりとした文章だった。

普段わけのわからないお客さんやらバイト君の日本語につきあっていすぎるせいか
きちんとした構成で綴られた文章をワープロで打ちなおす作業は、
カタカタというリズミカルな音とともにとても心地よいものだ。
それから、読んでいるときには気づかなかったけれど、
ふつうの頻度で“ひらがな→漢字”と変換していない。
ひらがな表記が実にたくみにすべりこんでいて一緒に呼吸をしているようだった。